パワーストーンにも寿命がある?その見極め方を伝授します。

長い年月をかけて自然が生み出した結晶であるパワーストーン。古代ローマではお守りに、古代エジプトでは儀式の道具として使われるなど古くから身近な存在として人間に寄り添ってきました。人間には計り知れない神秘的なエネルギーを秘めた石は、持ち主の潜在能力に働きかけ、幸運を引き寄せてくれたりと様々な力を貸してくれるでしょう。パワーストーンにも寿命があると言われています。今回はその見極め方をご紹介しましょう。

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パワーストーンの寿命がくるとはどういうこと?

持ち主のために一生懸命働いてくれたパワーストーンは、いずれ寿命を迎える場合があります。それはつまり、石の効果やパワーがなくなったと感じたり、持ち主との縁が終了することを指しています。持ち主のためにエネルギーを使い果たした時や、持ち主の願いを叶えて役目を終了した時に寿命を迎えると言われています。一般的には手に取ってから数年とも言われていますが、扱い方や石との相性など多くの要因が重なるため、一概には言えません。ただし石が休憩状態に入っているだけの場合もあるので、すぐに役目を果たし終えたと思わずにしばらく様子を見ると良いでしょう。浄化を行っても効果が回復しないと思われる時には、寿命と見るに相応しいかもしれません。

パワーストーンが変色してきたら寿命のサイン

石の種類によっては、太陽光や水、塩分などが苦手のものもあります。石の特性をよく見極めずに苦手な浄化方法を行った場合、変色する可能性がありますが、そういった要因を避けているのに石が自然と変色してきたら、それは寿命を迎えているサインかもしれません。パワーストーンは持ち主のマイナスエネルギーを吸い取り、身代りとなってくれるものと信じられています。輝きが鈍ってきたと感じたら、月光や水晶クラスターなど、その石に合った方法で浄化してあげましょう。それでも輝きを取り戻さずに変色が直らない場合、それは寿命である証かもしれません。

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パワーストーンが割れてしまった場合も役目を迎えた証

何もしていないのに石がパカッと割れたり、取扱いに気を付けていたのにヒビが入ってしまったり、または欠けてしまった場合は、その石が役目を果たし終えたと考えられます。持ち主が石にかけていた願いを叶えた時や、マイナス要因から持ち主を守って役目を果たした場合が多いでしょう。ブレスレットやネックレスなどのアクセサリーとして身に付けていた場合は、紐やゴムが突然切れてしまうことも。常に身に付けている石ほど危険や災難から持ち主を守るために、身代わりとなって割れてしまうことが多いようです。持ち主の災難を察知し、それを吸収することが石にとって最大の役目。それを終えると自分の役割を果たしたと感じ、自ら割れてしまうのです。また突然なぜかパワーストーンが見当たらなくなったりすることはありませんか?その場合も、石が寿命や役割の終了を悟って姿を隠したと言われています。

持ち主の心がパワーストーンから離れてしまったら

手に入れた時こそ大切にして小まめに浄化していた石でも、時間の経過と共に関心が薄れてしまう場合も多いでしょう。持ち主の心がパワーストーンから離れてしまった時も、石にとっては寿命の時。忘れられてしまったりその力を信じてもらえなくなったりした場合は、静かにそっと役目を終わらせます。石を手に取ってみてパワーを感じなくなったり違和感を覚えたりしたら寿命を迎えた証拠です。また今まで大切にしていたのに、急になんとなく身に付けることに抵抗を覚えた時も同様のことが言えるでしょう。パワーストーンの最後は、持ち主の気持ちの在り方に大いに関係があります。たとえ他人から「もう役目を終えている石だ」と言われても、自分が「まだだ」と感じるならそれはまだ充分にエネルギーを持っている石なのです。逆に比較的新しい石でも、持ち主が「もう用はない」と思ったならパワーストーンとしての効果を失う場合もあります。

石に感謝を伝えて

持ち主を守り、願いを叶える手助けをしてくれるパワーストーン。役目を終え、自分との縁が終了する場合もあります。その時には感謝の心を込めて石を労わってあげましょう。役目を果たした石はもともと自然の鉱物のため、土に埋めたり水に流したりなど自然にかえしてあげることが良いとされています。石に愛着があって手放したくない場合は手元に置いておいても問題ありません。どのような形でも、きちんと感謝することが大切なのです。普段から自分自身のために一生懸命働いてくれる石を労わり、愛してあげましょう。そうすれば役目を果たし終えるその日まで、あなたをしっかり守ってくれるはずです。